旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

来週の投資戦略(旅する投資家)

 来週は3月配当銘柄の権利落ち日(29日)を控え、日本株軟調な動きになると予想しています。配当権利落ち日経平均を130円ほど下押しするとのことで、配当落ち分を早い段階で埋められるのかが焦点です。

主な材料では、
1.米国議会(オバマケア代替案撤回)の停滞
2.国内政治「森友問題」の長期化懸念
3.政治リスク・ロンドンテロを織り込む円高進行
4.原油価格低迷
5.NYダウの調整色強い
というあたりが相場の足を引っ張りそうです。

 日経平均のチャートは、上振れ期待から大型株に資金シフトするかに見えました。しかし、毎週発表になる投資主体別売買動向では「外国人投資家」が5週連続売り越しとなっています。そのため、再び中小型株の売買が活発化する可能性があります。
 また、欧州のインフレ見通しが堅調なことから「ユーロジリ高」が進行して、少なからず円高の歯止めになると思われます。
 
<旅する投資家・来週の投資戦略>
1.円高進行を予測し、110円を割り込むようであればドル買いを実施する。
2.米国株は国際優良銘柄の急落拾いに徹する。新高値以外に上値は追わない。
3.海外ETFVT)の積立投資を計画的に実施。
4.日本株見送り。300~400円幅の急落あれば投資信託でスポット買い
5.日経平均の上昇トレンドが崩れだしているので、個別短期トレードは休止
6.日経平均下落トレンド入りが確認されれば、さわかみ投信の積立増額を検討する。