旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

素晴らしい企業をカンタンに見極める方法

 米国株式市場が史上最高値圏にある一方、日経平均株価円高進行を嫌気して、利益確定売りに押されました。

 G20で米中首脳会談が行われ、最悪の事態が回避されたわけですが、今度は、世界的な景気減速懸念と米国の利下げが円高の重しとなっているようです。

 しかし、見方を変えれば日本株は「まだ買いやすい水準にある」ということでもあります。急落場面があれば、旅する投資家は積極的に買い参戦する予定です。




 さて、旅する投資家が「どのように素晴らしい企業を見極めるか」その手法をお伝えします。

 ファンダメンタル? テクニカル? メディアの情報? 評論家の意見? 色々な情報源が存在しますが、極めてカンタン、そしてシンプル。


「暴落場面に嬉々として、買えるかどうか?」

 これに尽きます。

 いけいけドンドンの上昇相場では、人気株はもちろん、どんな銘柄でもそれなりに輝いて見えます。

 しかし、一度急落の憂き目に合えば、昨日までの「キラキラ感」が嘘のように色褪せてしまうものです。

 つまり、相場が荒れても色褪せない銘柄こそ、「素晴らしい企業」であると考えています。無論、暴落場面は、その素晴らしい企業が安値で叩き売られているわけですから、全力で買い向かうことになんのためらいもありません。

 また、すでに保有株であれば、含み損で嫌になるような銘柄は(株価)に惚れて買った可能性が高く、「買い増ししたくなるかどうか」が素晴らしい企業の見極めポイントであると思います。



 さあ、相場が暗く深く沈んだ時こそ、長期投資家が素晴らしい企業を買う時なのです。