株貯金という考え方
週末のNY市場はダウが269ドル高。為替も112円台を付け、日経平均先物は夜間22000円を回復しました。
さて、旅する投資家は「株貯金」という考え方をベースに長期投資を行なっています。
株貯金とは…これと決めた優良株を長期保有します。保有中の含み損をあえて許容しながら買い下がり、効率よく株数を増やすことに最大の力点を置く手法です。
すると、もっとも効率よく株数を増やすためには、必然的に「株価の下落が最大のチャンス!」という見方に変化するのです。
暴落や急落といった場面は、誰しも「どこまで株価が落ちるか怖い」と思うわけですが、株貯金の視点では「買いのチャンス到来!」という、とってもうれしい感覚に変わるわけです。
そして、暴落相場がウキウキ楽しめるようになればシメたもの。株貯金は加速度的に増加してゆくことでしょう。
ただし、株貯金には守らなければならない前提条件が二つあります。
この条件さえ守れば、長期投資の力(複利)を借りて、あなたの優良株は将来、素晴らしいパフォーマンスを獲得する可能性が高まると言われています。
また、株数を積極的に増やすことは、配当の受取額を増大させる効果があります。優良株の中でも高配当銘柄や連続増配銘柄において、より高い効果を発揮するでしょう。