旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

少額&時間分散投資が生きる時

 日経平均は続落。TOPIXや新興株も売られています。アジアに目を移すと上海総合株指数がチャイナショック以来となる安値に沈んでおり、貿易戦争の影響を株価が織り込み始めているようです。
 米中の二大国を中心に、欧州、日本など、多国間の利害が複雑に絡む問題であるため、マーケットに漂う不透明感はしばらく払拭されそうにありません。


 
 さて、不透明感の漂う相場は、なかなか投資に踏み出しにくい相場でもあります。
 旅する投資家はその場合、徹底して「少額&時間分散投資で対処することにしています。

①インデックス投信の積立投資
②1株から投資できる米国株投資
③ワンタップバイやプチ株を利用した日本株投資

 まず、少額投資のメリットは、投資タイミングを意識する必要がないことです。資金を温存しながら、急落相場でも恐れずしっかり買い向かっていくことができます。
 次に時間分散投資のメリットは、買い付け単価が慣らされるため、ボックス相場や下落低迷相場で粘り強く投資を続けることが可能になります。
 
 この二つの手法を組み合わせることで、過度に相場の先行きを読む必要がなくなる点が最大のメリットであると認識してます。

 一方でデメリットとしては、買い付けコストが高くなる場合があること。そして、短期間で大勝ちするようなパフォーマンスが見込みにくいこと、などが挙げられます。



 個人投資家が楽しみながら投資を続けるには、「市場退場」しないことが最重要です。攻めと守りを考えた投資手法として、「少額&時間分散投資が今後、間違いなく生きてくると考えています。