旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

第一四半期決算(旅する投資家ホールディングス)

<旅する投資家ホールディングス第一四半期期決算(4/15~7/14)>

 連結経営成績 営業利益 129,064円(前年同期比384.0%)
 以下、連結子会社経営成績です。

1.旅する投資家℮-BooKs(中古書籍売買事業)
 営業利益 44,155円(前年同期比106.6%)

2.旅する投資家インベストメント(有価証券投資事業)
 営業利益 76,344円(前年同期比1466.2%) 
 ※内訳 国内投資 66,853円(9勝2敗)
     海外投資  9,491円(2勝0敗)※課税ベース換算

3.その他、配当・分配金収入 
 円建て16,544円
 外貨建て13.44米ドル(邦貨1,512円/1㌦112.5円換算)


<振り返り>
1.旅する投資家℮-BooKs(中古書籍売買事業)

①新刊比率を高め、平均単価を底上げ。また不良在庫は早めの値下げ処置で売り切る。四半期トータルでは前年をやや上回る水準で着地◎。

②配送事故1件✖。再発防止策をしっかり打つ。
追跡番号を活用して顧客に配送状況お知らせするサービスを導入する。


2.旅する投資家インベストメント(有価証券投資事業)

①為替
 4月は北朝鮮ミサイル、米国トランプリスク、国内アベグジットリスクなど、政治に関わる問題が為替の変動要因に。円の高値108円台では、外貨建て資産の逆張りを実施。その後の含み益につながる。基本戦略「少額&時間分散」の徹底◎。

②個別株
 GW明けから日本株の二万円に向けた上昇相場が始まる。東証一部では一時、高値更新銘柄が200を超え、順張り短期投資を仕掛けやすい。終盤、深追いは反省点だが、ブレグジットに揺さぶられた前年同期に比較すると上出来◎。
 
 米国株は主要3指数が最高値更新に沸く。一部整理売却したほかは、全銘柄保有スタンスで様子見。6月ナスダック急落で高値波乱が起きやすい地合いに。FRB金利動向に過敏に反応するマーケット。


③投信
ロボアド「ウェルスナビ」に初挑戦。タイミング良く1ドル109円台で初期投資できたため、損益はプラス発進◎。「海外ETF」をシンプルに保有することができるため長期投資に向いた設計。今後は手数料1%が引き下げられることに期待。

北朝鮮リスクの最中、日本株の下落タイミングで「ひふみプラス」に投資。中小型銘柄主体のポートフォリオが、リスク資産全体の分散効果を高める◎。内需株の構成比が高く、下げ相場に強い。

〇主力のさわかみ投信も、好調持続で含み益はジリジリ増える◎。


④総括
 4月の下げ相場で国内・海外資産をしっかり買えたことが、5~6月の好調に結びついた。5月以降の日本株上昇局面では短期投資を仕掛けたが、あくまで「サテライト戦略」、深追いは禁物。「損しないこと」が重要。
 6月前半のナスダック急落は様子見したが、少額で逆張りする手もあった。