旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

逆風に立ち向かう盤石の決算(信越化学工業)

 26日の日経平均株価は続落。米国市場の引け後に発表された(アマゾン)(アルファベット)などのハイテク決算が市場予想に届かず、日本株の重しとなりました。
 日経平均は直近高値の24000円台から約3000円の値幅調整。そろそろ下げ止まりも意識されそうな水準です。セリングクライマックスも近いのではないでしょうか。



 さて、大引け後に旅する投資家の保有(4063信越化学工業の中間期決算が発表されました。

信越化、19年3月期の純利益9%増に上振れ 塩ビ・化成品好調
信越化学工業(4063)は26日、2019年3月期の連結純利益が前期比9%増の2900億円になりそうだと発表した。従来予想を200億円上回り、2期連続で過去最高益を更新する。塩ビ・化成品事業や半導体シリコン事業がけん引する。
年間配当については従来計画の180円から200円(前期実績140円)に引き上げた。
※10/26日本経済新聞

 好決算については先日の日本電産と同様、とうの昔に織り込み済みのため株価の押し上げ要因にはなりにくいと考えられます。

 しかし、サプライズだったのは前期比+60円となる増配を発表してきたことです。長期投資を標榜する旅する投資家にとって、力強い業績と増配の組み合わせは最高のプレゼント。大変満足しています^ ^

 これは単なる配当の積み増しではなく、下期の業績に向けた経営陣の強い自信の表れと感じています。