旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

8月度決算(旅する投資家ホールディングス)

<旅する投資家ホールディングス8月度決算(8/15~9/14)>

 連結経営成績 営業利益4,952円(前月比55.8%)
 以下、連結子会社経営成績です。

1.旅する投資家℮-BooKs(中古書籍売買事業)
 営業利益4,182円(前月比47.1

2.旅する投資家インベストメント(有価証券投資事業)
 営業利益 770円(前月比-% 
 ※内訳 国内投資   770円(2勝0敗)
     海外投資    0円(0勝0敗)※課税ベース換算

3.旅する投資家℮-Market(フリーマーケット事業)
 営業利益  -円(前月比-%)


<振り返り>
1.旅する投資家℮-BooKs(中古書籍売買事業)

①新刊発売が低調のため、不良在庫を現金化して在庫削減に努める。
「読書の秋」と言われるだけに、10月は売れる新刊の発売に期待。


2.旅する投資家インベストメント(有価証券投資事業)

①為替
 「地政学リスク」と「米国10年債利回り低下」による円高に尽きる。節目の108円を突破したが、それ以上の円高はなかった。依然108~114円のレンジ内で推移。
 米国インフレ見通し低下が懸念材料。今月のFOMCで「資産縮小」が決まれば流れが変わるのではないか。北朝鮮の国連制裁決議は「米中露」がそろい踏みで可決。リスクオン相場への決定打となる。

②個別株
 日経平均は19200円台まで急落。それでも業績期待値の高い銘柄はそれほど下げなかった。銀行証券、不動産株が下値模索の展開。新興株も一時急落。外国人の7週連続売り越しが主因。
 リーマン以来の節目を突破した(6301コマツ)に買いを入れる。新興国経済の好調で同社の上振れ期待が高まる。中期保有予定。

 初めてIPO投資にチャレンジ。宝くじ並みの当選確率のため抽選が第一関門。(3994マネーフォワード)は何としても手に入れたい。IPOの多いSMBC日興証券に口座を開いたので、継続してIPOに応募していく。

 米国株は全株保有継続。(AAPLアップル)は決算後+iPhone発表出尽くし後に買い増し。再びダウ・ナスダック、SP500が揃って史上最高値更新。「ドル安・低金利継続」も相当追い風ではないか。

③投信
 主力投信(さわかみ、ひふみ、ウェルスナビ)は堅調推移。1か月通して「逆張り戦略」で安値を買い向かう。ここ2~3日の株価上昇で含み益増大。次のリスクオフ局面に備えて現金保有を高めておく。

④総括
 世界経済は好調(特に欧州)持続も、地政学リスク・トランプリスクの影響が相場の変動要因になる。米国のインフレ見通しが低下しているのが懸案。
 米国株が崩れるようだと、日本株も大幅調整入りは避けられない。どのタイミングで現金比率を高めるかがポイント。今後は「売り」も機動的に行う必要あり。

 中長期見通しでは日本株は円安株高へ。急落・押し目は少しづつ買い増し、相場とは「付かず離れず」のスタンスを保つ。ドル建て資産は全資産の15~20%を目安に保有する。


3.旅する投資家℮-Market(フリーマーケット事業)
 
①昨今、話題のフリマに挑戦。成果はまだまだだがアプリのつくりも含めて面白い。「不要なモノが現金に化ける」という楽しさはクセになるかもしれない。
ビジネスとして軌道に乗せられるように9月も勉強しながら続ける。