中東最大のネット通販を買収 (AMZNアマゾン)
【29日 シリコンバレー=兼松雄一郎】
米アマゾン・ドット・コムは28日、中東最大のインターネット通信販売会社でアラブ首長国連邦(UAE)のスーク・ドット・コムを買収することで合意したと発表した。買収により中東に進出する。買収額は7億ドル(約770億円)規模とみられる。UAEのショッピングモール運営大手、エマールモールズとの買収合戦に競り勝った。年内に買収手続きを完了する見通しだ。
中東地域は消費者の購買力が高いが、ネット通販はまだ黎明(れいめい)期で、今後の成長が期待される。スークはUAE、サウジアラビア、エジプトなどで事業を展開し、数百万人規模の顧客を抱える。スークにとっては物流やシステムなどで投資が必要な時期で、中東進出を目指すアマゾンと利害が一致した。
アマゾン中東本格進出の足掛かりとなる買収のニュースです。
(旅する投資家が考える)アマゾンの美点は…
①世界最大級の品揃えと商品百科事典的に使えるサイト
②ユーザーレビューの蓄積度高い
③いまだ投資を惜しまぬ攻めの企業姿勢
といったあたりにあるのではないでしょうか。
アマゾンは毎日訪れるサイトのひとつです。買物をすることはあまりないのですが、欲しい商品があるときには、アマゾンで感触(価格やレビュー)を確かめ、値踏みします。またプライム会員になるとビデオや音楽が無償で提供され、ちょっとした暇つぶしにも使えてしまいます。
急成長企業の定め、「恐ろしく高いPER」であることから、積極的に買い向かう気にはなりませんが、急落のたびに少しづつ買い増すのが楽しみな銘柄です。