6月最大の政治イベント「
米朝会談」を通過して、
日経平均は堅調に推移しています。共同声明の中に非核化の具体策が盛り込まれていないことや、
拉致問題についてもトランプさんがわずかに触れただけに止まる様子。本音を言えば、日本としては「期待はずれ」の内容です。
それでも、
米朝のトップ会談が実現したことで「
地政学リスク」は大幅に後退したと言えるでしょう。
今後、
北朝鮮が今後もミサイル挑発を行うような事があれば、米国に軍事オプションを行使する絶好の口実を与えることになります。つまり、
朝鮮半島の軍事的なリスクは一旦、打ち止めになったみてよいのではないでしょうか?
日本株にとっては
「上値は追えないが下値は固い」、そんな相場展開がしばらく続来そうです。