日経平均は重要な節目を突破
日経平均は個別決算を手掛かりに2日続伸しました。なかなか明確に上回ることのできなかった22500円を抜け、23000円を目指す展開になるものと考えられます。
政治的リスクという点では、海外発の貿易戦争が挙げられますが、インフレが徐々に顕在化する中で金利上昇となれば、米国にも中国にも不利益しかありません。トランプさんの選挙パフォーマンスが済めば、結局、自由貿易万歳!という結末を迎えるのではないでしょうか。
一方、国内では加計問題に絡む、参考人招致が行われました。こちらも国民の関心は薄れつつあり、野党のメンツを保つ形で一通りのイベントをこなせば国会の正常化へとコマを進めるのではないでしょうか。何れにしても、今後は6月12日に決定した米朝会談が最大の注目点となりそうです。
二月から三月にかけて、これでもかと連発した悪材料ですが、過ぎ去ってみれば忘却のかなたにある材料も多く、今後の日経平均は割安修正(PER上昇)が進むと考えられます。
旅する投資家といえば、保有株のパフォーマンスがまずまず安定していることから、基本は様子見としながら、米国株の高配当銘柄を少額でコツコツ拾う戦略に徹しています。総資産におけるリスク資産の構成比に留意しながら、調子に乗ってハイリスクな投資とならないように安全運転したいですね!
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