2017年度相場を振り返る
貿易摩擦、シリアを巡る米露対立、日米会談と政治イベントが目白押しです。その全てにトランプ大統領が絡んでいるとあって、マーケットはやや振り回されがち。それでも昨日の(6506安川電機)(9983ファーストリテ)の好決算発表を手掛かりに、業績への関心が高まるのではないでしょうか。
さて、旅する投資家は2017年度相場(17/4/15~18/4/12)を最高益更新で終えることができ、ほっと一息ついていることろです。日経平均が24,000円の大台に乗せ、株高の恩恵を存分に楽しめました。
年明けは米国発の急落に見舞われましたが、あらかじめキャッシュ比率を高め、また、ポートフォリオをディフェンシブ銘柄に移行していたため、損失は最小限で抑えることができたと考えています。
現在の相場はアベノミクス、あるいは官製相場などと揶揄されることもありますが、それでも全員参加で勝てる相場というものは、一生のうち指で数えるほどしかない幸運と認識しています。
2012年12月から始まったアベノミクス相場も足掛け6年が経過。そろそろ「終わりの始まり」を見据えなければならない時間帯なのかもしれません。