旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

史上最大級のドル買い!

 昨日のNY市場は、パウエル議長の「利下げ」容認とも取れる発言を好感して大幅高となりました。明けて東京市場日経平均株価は300円高超のツレ高です。

 国内に目を向けると衆参W選挙、消費増税の再々延期論がくすぶり続けています。令和相場に入り株価は低迷を続けていますが、日本株も「そろそろ」底打ち反転の機運が高まりそうですね。




 さて、トランプ発言に絡み「米中貿易戦争の激化」、「メキシコへの関税引き上げ」など、世界の企業業績に大きく影響を与えそうな悪材料が続いています。

 逆張り投資の旅する投資家は、目下のところ「史上最大級のドル買い」(注:旅する投資家調べ)を敢行中。ドル円相場は近年110円を中心とするレンジ相場ですが、米国の利上げ停止以降、円高機運が高まってきています。


 日本はゼロ金利政策でありながら、デフレ経済下のため「実質金利」が高く、通貨高を招きやすい構造になっています。

 しかし、これだけ長くデフレが続けば、ゾンビ企業(社員)は市場退場を余儀なくされる時がくると考えています。地銀などはPBR1倍割れが当たり前になっており、株価が将来の純資産毀損を織り込み始めているのです。

 いずれ国内産業全般の過剰供給調整が済めば、一転してインフレ経済に向かうはずであり、将来的に円安が常態化するであろうという読みです。円高を活用できるのも「日本がデフレ」という賞味期限付き。今が海外資産を買い漁る大チャンスなのです。



 とにかく「強い円でドルをたっぷり買わせていただく」ことに…。近頃は円高に弱い日本株に投資するよりも、「強い円そのものをうまく利用してやろう!」という投資戦略に転換しています。

<旅する投資家の史上最大級のドル買い>

1.円高は海外資産をお安く買う大チャンス!
2.日本はデフレ経済の終焉とともに円安へ向かう。
3.円安になれば物価上昇が常態化して円だけでは生活しにくくなる
4.つまり今がドル買いの大チャンス!