配当長期投資入門
今日のテーマは、旅する投資家がコア戦略として取り組む「配当長期投資」についてお話します。ポイントは三つ…では、さっそく
<ポイント①:株価が仮に半値になっても持ち続けられる銘柄を選ぶ>
愛着のない銘柄の長期保有はなかなか難しいものです。できれば将来の成長ストーリーが描ける銘柄で、かつ身近な理解できる企業がベスト。配当利回りだけの銘柄選択は△。割安株(低PER・PBR)であれば、暴落時の下落幅も限定的です。
ちなみに旅する投資家は、趣味関連や欲しい商品・サービスを提供する企業から銘柄選択することにしています。自分にとって「無くてはならない企業」であれば、かんたんに売る気にはなれませんよね。
<ポイント②:最初の配当をもらうまでは忍耐が必要>
長期保有といっても、ここで挫折して売ってしまうケースが非常に多いもの。できれば手帳やエクセルに配当記録を残しながら持ち続けるのがベスト。
仮に含み損があっても、時間の経過とともに配当収益が上回ってくるときの快感は長期保有ならではです。
出所:旅する投資家 2014年3月からNISA保有中
<ポイント③…とはいっても「買いタイミング」も重要>
できれば含み損を避けながら、長期保有に持っていきたいものです。
旅する投資家は「長期下落トレンドからのWボトム出直り」で買いを入れます。このタイミングであれば、おおよそ悪材料を織り込みつつある株価で買うことができます。
株価の低い銘柄であれば、下落局面で買い増しながら株数を増やす戦略もとれるため、なお良し◎
出所:マネックス証券
その他にも、「連続増配」や「配当性向〇〇%」など、企業として配当方針を明確に打ち出している場合は、減配リスクが低いのでおすすめできる銘柄です。
のんびり気長に取り組める「配当長期投資」はいかがでしょうか?