ハイテク相場の終わり？（AMZNアマゾン）
【12日 日経電子版】
９日の米株式市場でアマゾンの時価総額が前日に比べ一瞬で４兆4000億円吹き飛んだ。８日時点の時価総額の８％、武田薬品工業１社分に相当する。すぐに半分以上を取り戻したが、「フラッシュ・クラッシュ（瞬間急落）」と大騒ぎになった。
予想PER147倍まで買われた（AMZNアマゾン）のチャートはこちら。
一本調子に上昇を続けていた、米・ナスダック市場が先週末急落しました。ハイテク株が牽引する同市場は、旅する投資家も主戦場としていますので非常に気になるところ。
他方、トランプ相場の上昇初期に値上がりして、その後低迷していた「金融」「資源」に資金が回帰するながれもみられ、今後の動向が注目されます。
＜旅する投資家 今週の米国株戦略＞
◎ハイテク株相場の変調は、大きな調整の前触れの可能性。しかし、リスクをとって押し目買いをいれてみたい。
◎米国株の利点は1株から買いが入れられるところ。少額・時間分散の考え方を基本にチャレンジしてみる。
