NISAの出口戦略を考える(7203トヨタ自動車)
日経平均は反落。イタリアの政局が深刻化する懸念は無いと考えられますが、投資家のリスク回避モードは続いているようです。急落と急反発を繰り返す「ハイボラティリティ相場」では、なかなか買い出動もしづらい状況です。
方法は三つ。
1.来年のNISA枠へ繰り越し(ロールオーバー)、非課税運用を続ける。
2.特定口座に移管して、通常の課税運用に戻す。
3.年内に売却して、非課税のうちに利益確定する。
いずれかの判断をしなくてはなりません。長期投資を本流とする旅する投資家にとって3の選択はありません。無論、企業の不正や外部環境の劇的変化があれば別ですが…。
5年近く保有していると、もはやトヨタがある風景が当たり前になっているのも事実。と言っても、来年のNISA枠は新たな銘柄にチャレンジしてみたいという気持ちもあります。結論としては、2の特定口座へ移管することになりそう。