マザーズ波乱が意味するもの
マザーズ4%安、下落率「トランプショック」以来の大きさ
1日の東京株式市場で新興企業マーケットの1つ、マザーズが波乱となった。東証マザーズ指数の終値は前日比3.95%安の1108.87となり、下落率は米大統領選があった2016年11月9日以来の大きさだった。
※出所:日本経済新聞電子版
アノマリーでは8月は変動率の高い月とされているそうです。米国ではハイテク市場のナスダックが決算を切っ掛けに軟調地合いとなりました。おそらく、マザーズも決算を契機に「好材料一旦出尽くし」となったのではないでしょうか。
外部要因では、日米ともに政治リスクがくすぶってはいますが、株価に影響するほど表面化していません。今回の急落を「押し目」とみるか、「下落の始まり」とみるかで投資判断は180度異なるものになります。
旅する投資家としては、今夜の米国市場、そして明日の東京市場をみて判断したいところです。