旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

株、海外勢3週連続買い越し

東京証券取引所が27日発表した4月第3週(17~21日)の投資部門別売買動向(東京・名古屋2市場、1.2部と新興企業向け市場の合計)によると、海外投資家は3週連続で日本株を買い越した。買越額は2770億円と今年最大で、昨年12月第1週(5625億円)以来約4カ月半ぶりの多さだった。

この週の日経平均株価は285円(1.55%)高と、6週ぶりに上昇した。米国の政治停滞への懸念や地政学リスクへの警戒感が一巡したことで、相対的に安全な資産とされる円などを売って、株式を買い戻す動きが広がった。海外勢は2~3月に7週連続で日本株を売り越し、この間の売越額は1兆円を超えていた。

 個人投資家は2週連続で売り越した。売越額は883億円と、3月第2週(975億円)以来の多さ。株価が反発に転じ、安値圏で買いを入れていた個人が利益確定の売りを出したようだ。年金基金の売買動向などを反映するとされる信託銀行は売り越しだった。【4/28 日経朝刊】
 このところの外国人投資家の動きが株高につながっています。毎度のパターンで個人は売り越しで立ち向かう構図。
 なかなか日本株に戻ってこなかった外国人投資家ですが、どこまで買い越しが続くのでしょうか。買い越し額は週を追って大きくなっており、今後の日本株上昇のカギを握っています。