旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

コロナ危機の今だからこそ!生活防衛資金という考え方

生活防衛資金とは…

 突発的なトラブル(災害や今回のコロナ危機のような)、失業、病気等に備え、一定の期間、働けなくなっても生活できるように現預金を保有しておくことです。

 

 旅する投資家は、かつて失業した苦い経験があります。その時、痛切に感じたのは、失業中、生活を維持するための資金を充分に用意していなかったこと。

 

 たまたま数ヶ月後に次の職にありつくことができましたが、今振り返ってもゾッとする思いです。以来、故郷の地方銀行で積立口座に毎月預金を行い、絶対絶命のピンチ以外は決して手をつけないと決めています。

 

 現在では約3年分の生活費が貯まり、いざという時の命綱となっています。果敢に投資でリスクテイクできるのも、この「生活防衛資金」のおかげといえるでしょう。

 

 

 

 生活防衛資金を準備する上でのコツは…

 

1.「先取り貯蓄」で自動化する

→いちいち自分で振り込むようなやり方は長続きしません。わずかな金額であっても生活に負担の掛からない額で、生活費を使う前に先取りで始めるのが○です。手取りが増えたら、その分貯蓄額を増額すれば良いのです。

 

2.お金を下ろすのが面倒な仕掛けを作る

地方銀行の積立口座に貯蓄にしておけば、窓口まで行って直接、所定の手続きをしないとお金をおろすことができません。

 ATMやネット手続きで簡単におろせるようでは、誘惑に負けて無駄遣いする恐れがあるからです。勤め先に財形貯蓄などがあればそれを利用しても良いでしょう。

 

3.危機意識を絶えず持つ。現状に甘んじない。

→今が順風満帆でも一寸先は闇です。コロナ危機で多くの人々がその意識を共有したのではないかと思います。たとえ、恵まれた境遇にあってもそれに甘えることなく、向上心を持って日々の生活することが大事だと考えています。

 

 

 コロナ危機において旅する投資家の「生活防衛資金」は、かつてない輝きを放っています。未来が読みにくい今こそ、こうした取り組みを始める絶好の機会ですね。

 

 

20/5/3現在、

1.配当見込額 320,110円(為替影響修正後)

ポートフォリオ配当利回り3.50%(税引き後)

 

2.利益確定額 30,120円

日本株7

米国株なし

REITなし

 

2020年度(〜2021/4/14)投資成績見込み 

350,230円(1+2)