旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

米ドル資産を買いまくれ!2(米国債)

 来週から日米の決算が本格化します。決算シーズンは個別株の値動きも急騰・急落を繰り返し、株価は不安定になりがちなもの…。本格的な売買は決算の数字をみてからでも遅くはないと考えています。

 さて、米国10年債の金利上昇が引き金となり、為替は円強含みで推移しているため、旅する投資家は好機とみて米ドル資産の購入に動いています。

1.ロボアド「ウェルスナビ」による米ドル建てETFの買付け
2.米国個別株売買に使用する米ドルの買付け

 これらの米ドル資産は円高効果でより多くの口数を買付できます。その意味で今の為替水準は「おいしい時間帯」と考えています。そして、もうひとつ購入してみたい米ドル資産…    それは…

 安全資産の決定版!  
米国債です。


 このところブログ更新をお休みして、米国債の関連書籍を読み漁り、ネット検索しては情報収集に努めていました。結論からいうと「よし!やってみよう」ということに。



 現在の米国10年債利回りは、直近の高値2.62%を上抜け保ち合いを突破。さらに利回り上昇の可能性が高まっているため、ここからの債券投資は下落トレンドに逆張り投資することになります。

 戦術としては、利回りが0.5%(もしくは0.25%)切り上がるたびに、時間分散で買う向かう作戦をイメージ中です。 

 米国債は1000ドル(円時価では現在11万円位?)から購入できるため、時間分散のやりやすい金融商品です。但し、世界の安全資産の代表格だけに常に品薄状態なのが難点。証券会社の「もうけ」も薄いため、積極的に販売するインセンティブが働きにくいといわれています。

 ざっと利回り2.6%で10年間保有すれば、(1000ドル×2.6%)×10年=1260ドルになって償還されます(税引き前)。これに為替リスクが影響しますので、実際のリターンは「神のみぞ知る」。それでもやってみる価値はあると思います。