旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

過去の損失トレードを分析する

 本日の東京市場日経平均は22000円台をキープ。先週末の米・ハイテク株の好決算を受けて、好業績期待の銘柄が日本株を押し上げています。
 さて、このような相場の地合いで一番の関心事は「この上昇相場からいつおりるのか?」ということではないでしょうか。


 この数週間、旅する投資家は長期投資の王道にそって、銘柄整理と投信の利益確定を実施。キャッシュポジションを高める戦術をとっています。本音を言えば好業績相場にのっかって買い向かいたいところでありますが、なにせ二十数年ぶりの高値圏。買いたい気持ちをじっと我慢です。


 やることもないので過去のトレード記録を調べ、損切りしたトレードを分析してみました。するとある傾向が…。


<旅する投資家の損失トレードパターン>

1.上昇相場に乗って買い向かうが、天井付近で買った直後に全体相場の急落(外国人が売りに回る)に巻き込まれる。

2.好業績銘柄と信じて買ったが、下降トレンドの需給の悪い銘柄で、増え続ける損失に途中で耐えられなくなる。

3.リーマンやチャイナショック、ブレグジットのような社会不安を煽る暴落イベントに遭遇して、怖くなり投げる。

 …と、この3つに分類できることが分かりました。この他にも損失パターンはあると思いますが、概ねこの3タイプをアタマに叩き込んでおけば、大ケガは避けられると考えています。

 現状の相場要件に当てはめると1のパターンが起こりえるため、銘柄整理や利益確定を優先しているわけです。無論、予想に反して上昇相場が長期化する可能性もあるでしょう。そこで一定のポジションはマーケットに残しておきます。
 

 上昇が止まらない日経平均。この先、どのような投資戦略が実を結ぶのでしょうか?