旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

9月度決算(旅する投資家ホールディングス)

<旅する投資家ホールディングス9月度決算(9/15~10/14)>

 連結経営成績 営業利益28,772円(前月比581.0%)
 以下、連結子会社経営成績です。

1.旅する投資家℮-BooKs(中古書籍売買事業)
 営業利益4,932円(前月比117.9

2.旅する投資家インベストメント(有価証券投資事業)
 営業利益 23,840円(前月比3096.1% 
 ※内訳 国内投資 23,840円(3勝2敗)
     海外投資    0円(0勝0敗)※課税ベース換算

3.旅する投資家℮-Market(フリーマーケット事業)
 営業利益  -円(前月比-%)


<振り返り>
1.旅する投資家℮-BooKs(中古書籍売買事業)

①7月以降売買低調。投資本が取り扱いメインのため、北朝鮮リスクで株価が低迷したのが響いた。日本株活況で10月以降は復調傾向に。


2.旅する投資家インベストメント(有価証券投資事業)

①為替
 ドルは107円で安値をつけたあと「北朝鮮リスク」が後退して、一時113円台を回復。米国10年債利回りが一進一退で円がやや強含む。米ハリケーンの影響で物価見通しは高まらず、ドル高機運が生まれにくい状況が続く。
 一方、世界株高が継続しているため極端なドル安にもなりにくい。日本企業の想定レート110円近辺のラインでもみ合いが続く。

 11月以降は、米韓の軍事演習やトランプ大統領のアジア歴訪で、北朝鮮が再び挑発行為に出る恐れも。もう一度、ドルは安値を付けに行くか?いつでも為替の急変動に対応できるように海外資産買付の準備をしておく。

②個別株
 日経平均は9月8日を底値に怒涛の急上昇。衆議院選挙で自民優勢が伝わり株価にはずみがつく。10月16日現在11連騰中。売り方の踏み上げと外国人投資家の買い越しで、1996年以来の戻り高値を更新、活況続く。年末23,000円など強気の見通しも。

 旅する投資家は高値更新中に日本株の銘柄整理に着手。少しづつ売り上がる戦法で相場に追随中。短期投資はほどほどに主力資金はIPO抽選に振り向けるが結果が出ず。

 米国株は最高値更新が続き、ドル円為替相場の堅調と重なり含み益が増大中。米国の適温相場(低金利ドル安)が続く限り、ダウは23,000$超え確実。利益確定タイミングをどうするかが今後の課題。

 10月後半は日米決算が本格化するため、指数から個別へ転じると考えられる。様子見姿勢を強め、決算動向をみながら今後の新たな銘柄選定を進める。

③投信
 主力投信(さわかみ、ひふみ、ウェルスナビ)は堅調推移して株高を謳歌。含み益部分に限って一部利益確定実施。確定利益はキャッシュポジション、または個人向け国債へ振り向け、今後の暴落局面に備える。

④総括
 日経平均があっさりと2015年高値を抜いたことには驚き。今後は21,000円が下値の節として機能していくかが見どころ。押しても下値が限定的であれば、さらに一段高が見込める。
 日本企業は消費地に近いところでグローバル展開することで、為替変動を受けにくくなっている。高水準で利益を生み出し続けるグローバル企業に着目。 


3.旅する投資家℮-Market(フリーマーケット事業)
 
①配送運賃の値上がり傾向が続くため、出品できる商品サイズと価格バランスがポイント。利益を確保しながら販売につなげるノウハウの構築を急ぐ。軌道にのるまではもうしばらくかかりそう。