夏枯れ相場の投資戦略Ⅰ(旅する投資家)
約2か月振りとなる安値をつけた「日経平均」です。この時間帯、欧州市場も弱含んでおり、今夜のNY市場も続落となる可能性が高まっています。夏枯れ+日本株下落トレンドの発生を想定した投資戦略を考えてみました。
1.北朝鮮リスクは、トランプリスクとセットでしばらく続く可能性。
2.欧米中銀の緩和縮小議論を踏まえると、急激な円高は考えにくい。
3.日米主要企業の決算通過で、夏枯れ+好材料出尽くし感が強まる。
上記の3つが今後の前提条件として考えられます。
第一四半期の好決算によって、日経平均の1株EPSは1413円まで高まっており、今回の下落は絶好の買い場でもあります。問題は一時的な急落なのか、下落トレンドにつながるものなのか、現時点では判断しにくいことです。
旅する投資家の投資戦略として、
1.下落トレンドに追随して、投信の少額&時間分散投資
2.底値固め後の好配当個別株投資
この三本柱で臨みたいと考えています。