旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

コアサテライト戦略を見直し(旅する投資家)

 「スーパーサーズデー」といわれた8日のイベントを通過した株式市場です。日経平均は二万円を回復して終えることができましたが、いずれの材料も時間をおいて蒸し返されると考えられ、尾を引きそうな予感がします。

 さて、旅する投資家は今週の相場をみながら、投資戦略の一部見直しをすることにしました。理由は、


①国内の金融緩和相場は終わりが近づいている。黒田総裁の日頃のコメントから、日銀がマーケットに関与できる余地は限定的。

②利上げの先頭を走る米国は、株式市場の天井とリセッションが近い。そのため米国10年債の利回りは今後も上がりそうにない。

つまり「円安誘導相場」の期限切れを意識しなければならない。


といったことが挙げられます。

 国内市場に関しては、2万円後の日経平均は選別色の強い「業績相場」の色合いが強まるものと考えられます。

 いますぐに円高への揺り戻しが発生するということはないと思いますが、投資戦略としては、「強い円」をベースに、順張り(内需成長株)と逆張り(海外資産全般)が有効になるのではないでしょうか。


 修正版「旅する投資家流コアサテライト戦略」はこちら。
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 修正版では強い円を意識して、内需株に強い「ひふみプラス」、海外ETFの「ウェルスナビ」のふたつをコア戦略に格上げして再編成したいと思います。