4/10～4/14来週の投資戦略（旅する投資家）

　今週末は世界情勢に大きな動きが…。

1.米中首脳会談、雇用統計（いずれも結果待ち）

2.米国によるシリア攻撃

3.北朝鮮情勢の緊迫化

4.原油、金価格の上昇

　地政学リスクの高まりが指摘されています。米中首脳会談の最中、シリアへのミサイル攻撃が行われたため、「中国に対する対北朝鮮政策への圧力ではないか」とも報道されています。

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　為替はリスク回避の円高となり、１１０円台でなんとか踏みとどまっている状況。

来週、１０９円台突入があれば、日本株はさらに下値を探る展開になるでしょう。

　

　一方で４月下旬からは１７年３月期決算が始まります。ここで業績の底堅さが確認されれば、株価は反発するものと思われ、現在の日本株は安値を拾うチャンスともいえます。

　いずれにしても日本株は外部要因に振り回される週になりそうです。様子見スタンスを基本としながらも、状況に応じてすぐに買い出動できるポジションが良いのではないでしょうか。
　

＜旅する投資家・来週の投資戦略＞ 1.長期で保有する予定のないポジションは徹底して損切り・現金化する。 2.為替動向の見極め。一段のドル安があれば「米ドル」買いの逆張りを継続する。 3.米国株は軍需、資源関連銘柄の動きを探る。 4.日経平均の下げを見極め、さわかみ投信の積立増額を実施する。 5.地政学リスクの高まりで日米株価指数が下に突っ込む場面では、 　海外ＥＴＦ（ＶＴ）、投資信託（ひふみプラス）のスポット買いを実施する。 6.投資本の読書。自分流のビジネスモデル構築を考えたい。 ＜旅する投資家・注目銘柄セクター＞ 1.（7203トヨタ自動車）円高進行、米国市場減速、トランプ政策不透明感など逆風。　但し、国内市場は新モデルの好調、中国含むアジア圏も底堅い。 2.（2914ＪＴ）下値を探る展開だがチャートに下げ止まりの兆候。 　ダブルボトム完成間近か。高配当連続増配銘柄。 3.（8410セブン銀行）ＡＴＭ設置台数の順調増加。手数料拡大見込む。 　約２年の調整を経てチャートは上昇トレンド入り。本日は商いを伴い陽線立てる。 　ちなみに「旅する投資家ホールディングス」も決算（16/4/15～17/4/14）です。昨年末からのトランプ相場のおかげで、2011年以来の投資部門最高益がみこまれています。あと一週間油断せずに決算を迎えたいと思います。