旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

苦手相場をどう克服するか?(旅する投資家)

 投資の入門書には「相場には3つのトレンドしかない」と書かれています。
1.横這い(ボックス)、2.上昇トレンド、3.下降トレンドの3つです。

 旅する投資家は投資戦略を組み立てるとき、この3つのトレンドをイメージして、
どのパターンでも相場を楽しみたいという理想を持っています。

 1.横這いの場合、ボックス圏内の上値と下値をイメージしながら、短期トレードを楽しみます。つい先日までの日経平均がこの流れであったと思いますが、短期で利ザヤを稼ぐのはスリルもあり、すぐに実利に結び付くので面白いです。

 2.上昇トレンドの場合、「アベノミクス相場」「トランプ相場」など、上昇の初期タイミング捉えることで、大きな利益を獲得できます。また、順張りで個別銘柄を選定して短期売買を繰り返すのも楽しいものです。さらに長期継続保有している投信は日に日に含み益が増加します。相場の中でも気分が最も高ぶるときですね。

 そして問題は…3.下降トレンドです
 旅する投資家は「売り」をやりません(専業投資家では無いため、リスクが大きすぎることが理由)ので、この相場が苦手です
 長期保有の個別銘柄や、投信の含み益が日に日に減り続けます。短期トレードも損切が遅れると、急落に巻き込まれ、あっという間に含み損発生、最悪の場合「塩漬け」になります。なんとなく気分も落ち込みます。

 現状、下降トレンド入りした場合の投資戦略は、
 ①短期トレードの手仕舞い←これが重要であり、難しいと思います。
 ②(円高進行がともないますので)米ドルの逆張り買い向かい。
 ③下降トレンドを睨みながら、投信積み立てを逆張り増額。
 ④そして、底打ちを待ちながら、休む。
 ということで対処しています。

 今後、考えていきたいのは、もっと下降トレンドを前向きに楽しむ投資戦略を編み出したいということです。せっかく優良銘柄、資産のバーゲンセールが始まるわけですから、これを楽しまない手はないでしょう。