旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

上場来高値(TSLAテスラモーターズ)

【NQNニューヨーク=森田理恵】(米東部時間10時45分、コード@TSLA/U)3日の米株式市場で電気自動車(EV)メーカーのテスラに買いが先行した。一時、前週末比15.85ドル(5.7%)高の294.15ドルに上昇し、上場来高値を更新した。2日に2017年1~3月期の生産・出荷台数が四半期として過去最高を更新したと明らかにした。市場予想も上回り、好感した買いが広がった。
 1~3月期は2万5418台を生産、出荷台数も2万5000台を超えた。ともに四半期として過去最高という。出荷台数は前年同期比7割増え、米メディアによると市場予想(2万3000~2万4000台)を上回った。
 出荷台数は期中に顧客の手元に届いたものが対象。テスラは「やや保守的な数字」として、最終的な台数はさらに0.5%ほど上振れする可能性があると説明した。3月末時点で4650台が出荷手続きの最中だったという。

 イーロンマスク氏率いる(TSテスラモーターズ)が上場来高値を更新しました。業績面においては、四半期として過去最高の出荷台数を記録したとのことで、本日の米ナスダック市場において、非常に強い動きを見せています。

 ご存知の通り、テスラは先進の電気自動車を手掛けており、高額にも関わらずセレブから一般市民まで強い関心を引いています。以前にオートパイロット中の死亡事故が発生するなど、クルマの完成度ではまだ課題を残しますが、既存の自動車メーカーにはない革新性と所有欲をそそるデザインが強みです。

 旅する投資家も恒例の「上場来高値更新お祝い買い」を入れました。今後もますます楽しみな企業です。