NY円、続伸 1ドル=112円70~80銭(来週の相場見通し)
【NQNニューヨーク=森田理恵】17日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4日続伸した。前日比55銭の円高・ドル安の1ドル=112円70~80銭で終えた。一時112円57銭まで上げ、2月28日以来およそ3週ぶりの円高・ドル安水準を付けた。今後の米利上げペースが想定ほど加速しないとの観測から、14~15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に積み上がっていた円の売り持ち高を手じまう買い戻しが続いた。
反対に112円台で踏みとどまるようであれば、短期調整をもう一回こなして、いよいよ上昇トレンドへ向かう可能性が高まります。
そういう意味では週明けはドル高orドル安の分水嶺にあると見てよいでしょう。
旅する投資家の戦略としては、112円台での踏ん張りを期待して日本株を買い向かいたいところ。もし反対に111円台突入であれば一旦キャッシュポジションを固め、逆張り準備にいよいよ入ろうかと、そんな算段をたてているところです。
さて相場はいずこへ。