旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

インフレの足音(旅する投資家の視点)

ここ1年ほどメディアの情報に、「あれ」「ん…」というような、ちょっとした違和感を感じさせるニュースがあります。例えば、

①有効求人倍率の高止まり。
②コンビニ、外食の24時間営業に対する問題提起、営業時間縮小検討。
クロネコヤマトの再配達問題。
ブレグジットトランプ大統領を引き寄せた大衆の変化。
中央銀行のマイナス金利政策の失敗。
⑥金融政策から財政政策主導への転換。
⑦〇〇年ぶりという記事の見出し。

ミクロからマクロ情勢まで書き連ねてみましたが、「いきすぎたデフレ」がついに揺り戻しの時を迎えているのではないのでしょうか。違和感の正体はひたひたと忍び寄るインフレの足音のようです。

無論、インフレといっても20世紀のような需要の急拡大からくるものではなく、
供給面の制約がもたらす、「21世紀型インフレ」につながるのではないかと見ています。インフレは現金の購買力を減価します。

いきすぎた「買い手」優位の状況が、「売り手」優位へシフトする可能性があります。いちはやくシフトする先の企業を見抜くことができれば、株式投資は最強のパートナーとなるでしょう。