旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

投資の評価基準を整える

 週末の日経平均株価は9連騰!負け無しの一週間が終わりました。長らく薄商いの低迷相場が続き、溜まりに溜まった売りが強烈な買い戻しを引き起こしました。

 

 いくつかのキーポイントをあげると…

 

1.米国10年債利回りのテクニカル的な底打ち

2.タカ派ボルトン大統領補佐官の解任劇

3.安倍内閣改造による国内政治の安定

4.英・ジョンソン首相主導による強硬離脱困難に

5.中国による米国産大豆の大量買い付け

6.トランプ大統領による中間所得層への減税提起

7.ECBによる量的緩和政策の再開宣言

 

 こうしてみると、売り方の買い戻しを誘うようなニュースが矢継ぎ早に飛び出した一週間でもありました。来週の相場予測は難しいのですが、今週のような材料が引き続き出てくるようなら過熱感を伴いながらも、さらに上昇する可能性もあるのではないでしょうか。

 

 

 さて、日本株ポジションの利益確定売りをこなし、久々に勝利の美酒を味わった旅する投資家です。今回の利益確定によって、配当見込額(インカムゲイン)を利益確定額(キャピタルゲイン)が上回ってきました。

 

 この状況を見て、投資の評価基準を改めて見直すことが必要と考えました。

 

 長期投資家が陥りがちな罠は、保有銘柄に惚れ込んでしまい売り時を逃す恐れがある事。つまり、配当再投資(バイ&ホールド)だけではなく、時には利益確定の売りを出すことも重要な投資戦略ではないかと考えたのです。

 

 年度の途中ではありますが、

1.インカムゲイン投資(高配当、増配株投資)

2.キャピタルゲイン投資(成長、新興株投資)

を両建て運用して、投資成果の合計額を最終的な評価基準にすることにしました。

 

9/13現在、

1. 配当見込額 192,003円(為替影響修正後)

2.利益確定額 217,381円

2019年度投資成果 409,384円