ありがとうトヨタ、そして日本株は新時代への幕開け
30年半ぶり高値、市場の見方 業績改善で一段高も
3万円突破の裏に海外長期マネー 個人の投資熱にも火
※2/15日本経済新聞
15日の東京市場で日経平均がついに3万円の大台に乗せました。バブル崩壊から30年余り。多くの投資家が、もう見ることはできないと考えていた史上最高値がうっすら彼方に見えてきたのです。
真っ暗闇の「リーマンショック時代」に投資を始めた旅する投資家としては、とても感慨深いものがあります。
現在、旅する投資家は「売り」をこなしながら、この高値奪回相場に追随。12日には約7年保有した(7203)トヨタ自動車を売却する決断をしました。ポートフォリオの大幅刷新です。
トヨタに関してはNISA第一号銘柄&日本株のエースとして、長らく活躍してもらっただけに感謝の気持ちでいっぱいです。無論、今後もこの銘柄を手がけることも考えられますが、一区切りつけることで新時代のエース銘柄探しに舵を切ることにしました。
<ありがとうトヨタ自動車>
2014年3月購入5,941円〜2021年2月売却8,368円
キャピタルゲイン242,700円
インカムゲイン129,462円
トータルリターン372,162円
<新時代のエース候補銘柄はこれだ!>
4063 信越化学工業
半導体シリコンウエハー、塩化ビニル樹脂で世界首位
6861 キーエンス
FAセンサーなど検出・計測制御機器大手
3994 マネーフォワード
21/2/16現在、
1.保有株状況
累積配当額 239,981円
米国株 保有含み益 1,720,908円
累積配当額 216,073円
2.投資成績(20/4/15~21/4/14)
①配当見込額 194,292円
②利益確定額 250,261円+855.04ドル
日本株71勝2敗
米国株20勝9敗
2020年度投資成績見込み
534,649円(①+②)
※外貨建て資産は1ドル105.37円前提
売りをこなしながら世紀の株高に追随中^_^
日経平均、終値で2万9000円台回復 90年8月以来
※2/8日本経済新聞
8日の日経平均株価は600円超高を演じ、あっさり29000円の節目を突破しました。世界的金融緩和・財政出動がもたらしたスーパー株高はどこまで続くのでしょうか?
澤上流(注)投資術を源流とする旅する投資家ですが、忠実に師の教えに従い「うすく薄く売り上がる投資戦術」を実践中。
リスク資産の比率が高まりすぎないように注意しながら相場に追随しています。
本日も、日経平均が吹いたことを好機と見て売りを浴びせ、キャッシュ持ち高は過去最高水準に積み上がりました。
株式投資をはじめて以来、未体験の株高が続いていますが、好調な時ほど気を引き締めて立ち向かいたいと思います。
21/2/8現在、
1.保有株状況
累積配当額 464,943円
米国株 保有含み益 1,694,707円
累積配当額 215,027円
2.投資成績(20/4/15~21/4/14)
①配当見込額 218,192円
②利益確定額 155,129円+855.04ドル
日本株69勝2敗
米国株20勝9敗
※外貨建て資産は1ドル105.50円前提で算出
2020年度投資成績見込み
463,528円(①+②)
ウォーミングアップ!
米国株、ダウ反落し620ドル安 1カ月半ぶり3万ドル割れ 投機的取引による市場混乱を嫌気
※1/30日本経済新聞
ロビンフッターVSヘッジファンドによる投機的取引の死闘は、高値圏にあった米国株の利益確定売りを巻き込み大幅反落の誘い水となりました。ここから先のマーケットは、ボラティリティな展開を予想しています。
昨年10月の買いを最後に、様子見を決め込んできた旅する投資家もいよいよウォーミンアップする時がきたようです。まずは、久しぶりの配当株投資で試運転と行きますか!
<売られすぎの連続増配優良株はこれだ!>
昨年、コロナ暴落で買い向かった米通信最大手、
VZ ベライゾンコミュニケーションズ に照準を絞ります。
そして、新規銘柄として高値を更新し続ける超優良株、
ABT アボットラボラトリーズ もポートフォリオに加えて行きたいと考えています。
じわり、キャッシュポジションを増やす!
東証大引け 反発、業績改善に期待 FOMC・アップル決算前に持ち高調整売りも
1/27 日本経済新聞
今週は大物どころの決算が目白押しです。さらに増額修正ラッシュとなっています。
株式指数に目をやると次の大台を目の前に「調整色」が強くなっています。これまで高値追いが続いていた「半導体製造装置関連」に利益確定売りが出ているのもその兆候。
一方で、相場は昨年11月から一本調子で上値を追い続けてきただけに、そろそろ「急落リスク」も高まっています。今晩はFOMCの結果発表も待ち構えており注視が必要です。
次の主役はどのセクターか、グロースかバリューか、今後は様々な思惑が交錯する難しい相場展開を予想しています。
旅する投資家は「株高を謳歌」しつつも、このところ売り買いを交錯させながらポートフォリオのバランス調整を実施。「じわりとキャッシュポジションを増やす」作戦です。
21/1/27現在、
1.保有株状況
累積配当額 511,693円
米国株 保有含み益 1,549,304円
累積配当額 201,687円
2.投資成績(20/4/15~21/4/14)
①配当見込額 227,158円
②利益確定額 84,559円+855.04ドル
日本株65勝2敗
米国株20勝9敗
※外貨建て資産は1ドル103.68円前提で算出
2020年度投資成績見込み
311,717円+855.04ドル(①+②)
2021年投資戦略
コロナ渦の「じゃぶじゃぶマネー」が最高の投資パフォーマンスを叩き出した2020年。
旅する投資家はコロナという逆境をプラスに変えるということを学びました。コロナに怯え、キャッシュを握りしめたままでは何もパフォーマンスを産まなかっただろうことは容易に推察されます。
さて、治らぬコロナウイルスの猛威、2021年相場をどう戦うか?元旦を巣ごもりで静かに過ごし、鍵を握る投資戦略を策定しました。
<2021年旅する投資家の投資戦略>
コア戦略は、なんといっても「少額&時間分散」
サテライト戦略として、全体相場の急落をひたすら待つ。そして、超優良企業を押し目買い!
やってはいけない投資として、高利回りに釣られてなんとなく買い出動。 以上
激動の2020年を振り返る
世界がコロナ禍に巻き込まれた2020年。年の瀬を迎え、コロナ感染の猛威は治るばかりか拡大の一途を辿ります。それでも製薬各社のワクチン開発と欧米当局の承認が進み、英国ではワクチン接種までようやくこぎ着けました。
来たる2021年を見据える前に投資家として2020年を振り返ることにしました。
コロナウイルスの脅威がマーケットを襲った2〜3月、旅する投資家の保有株は大きく値下がりしました。
しかし、2019年末の株高で積極的に利益確定をこなしキャッシュポジションを潤沢にしていたこと、また、2017年から債券投資を本格化してローリスク資産を持ち続けていたことが功を奏し、世紀のコロナ大暴落に全力買い出動できました。
2〜3月は手持ちのキャッシュで米国株に買い向かい、4月以降の押し目局面では債券売りの株買いに転じました。年間の資産推移はこのような感じ。
金融緩和の「じゃぶじゃぶマネー」が、ある程度株価を押し上げるだろうとは想定していましたが、その後、各国政府による「財政出動」が決定打となり、株価をV字回復させたことに驚きました。なぜなら、ついこの間まで日本をはじめとする先進各国は「緊縮財政の呪縛」に囚われていたからです。
金融緩和+財政出動をパッケージで行うことは不況期の経済政策の「王道」です。
各国の大規模金融緩和、大規模財政出動は10年前の「リーマンショック」の教訓が十二分に生かされ、経済の失速は最低限度に押さえ込まれたものと感じています。
今なお、コロナ禍に苦しむ企業、人々が多くいるのは事実ですが、政府中銀による支援を緩めることなく続ければ、いずれ世界経済は回復することでしょう。
20/12/12現在、
1.保有株状況
累積配当額 515,490円
米国株 保有含み益 1,360,500円
累積配当額 179,594円
2.投資成績(20/4/15~21/4/14)
①配当見込額 242,413円
②利益確定額 312,229円+596.62ドル
米国株15勝9敗
※外貨建て資産は1ドル104.04円前提で算出
2020年度投資成績見込み
554,642円+596.62ドル(①+②)