旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

激動の2020年を振り返る

 世界がコロナ禍に巻き込まれた2020年。年の瀬を迎え、コロナ感染の猛威は治るばかりか拡大の一途を辿ります。それでも製薬各社のワクチン開発と欧米当局の承認が進み、英国ではワクチン接種までようやくこぎ着けました。

 

 来たる2021年を見据える前に投資家として2020年を振り返ることにしました。

 

 コロナウイルスの脅威がマーケットを襲った2〜3月、旅する投資家の保有株は大きく値下がりしました。

 しかし、2019年末の株高で積極的に利益確定をこなしキャッシュポジションを潤沢にしていたこと、また、2017年から債券投資を本格化してローリスク資産を持ち続けていたことが功を奏し、世紀のコロナ大暴落に全力買い出動できました。

 

 2〜3月は手持ちのキャッシュで米国株に買い向かい、4月以降の押し目局面では債券売りの株買いに転じました。年間の資産推移はこのような感じ。

 

f:id:uym22479:20201212221807p:plain

出所:家計簿アプリ マネーフォワード

 

 

 金融緩和の「じゃぶじゃぶマネー」が、ある程度株価を押し上げるだろうとは想定していましたが、その後、各国政府による「財政出動」が決定打となり、株価をV字回復させたことに驚きました。なぜなら、ついこの間まで日本をはじめとする先進各国は「緊縮財政の呪縛」に囚われていたからです。

 

 金融緩和+財政出動をパッケージで行うことは不況期の経済政策の「王道」です。

 

 各国の大規模金融緩和、大規模財政出動は10年前の「リーマンショック」の教訓が十二分に生かされ、経済の失速は最低限度に押さえ込まれたものと感じています。

 今なお、コロナ禍に苦しむ企業、人々が多くいるのは事実ですが、政府中銀による支援を緩めることなく続ければ、いずれ世界経済は回復することでしょう。

 

20/12/12現在、

1.保有株状況

 

 日本株 保有含み益 131,453円

     累積配当額 515,490円

 

 米国株 保有含み益 1,360,500円

     累積配当額 179,594円

 

2.投資成績(20/4/15~21/4/14)

 

①配当見込額 242,413円

   ポートフォリオ税引き後配当利回り2.69%

 

②利益確定額 312,229円+596.62ドル

 日本株61

 米国株15勝9敗

 REIT2勝

 

※外貨建て資産は1ドル104.04円前提で算出

 

2020年度投資成績見込み 

554,642円+596.62ドル(①+②)