株式投資優位の時代は続く
昨日のNY株式市場はダウが続落。FOMCにおいて、パウエル議長が利下げはないと宣言したことから株式に利益確定売りが出ました。短期の調整期間を経て、再び最高値を目指す展開になると予想します。
現状、日経平均の株式益利回りは7.92%、長期金利と比較したイールドスプレッドは約8%近くに達します。物価上昇率(CPI19年3月:0.5%程度)を加味すれば、現金(日本円)のみを保有するメリットはなく、「株式投資優位の時代が続く」と考えられます。
ここ一年は世界景気の後退局面が取り沙汰されていますが、景気循環を加味しても、株式固有の企業活動によって価値が高まる仕組みは、債券より相対的に優位な状況です。
着実に価値を高められる企業を長期保有することが、勝利の方程式となるでしょう。