いくらなんでも売られすぎじゃない?
19日の日経平均株価は続落。10月26日に付けた直近安値を割り込んでしまいました。史上最大のIPOとなったソフトバンクは公開価格を大幅に下回る安値引け。明日の明け方に公表されるFOMCも重しとなり、投資家の様子見姿勢を一層強めました。
しかし、一方で相場の悲観も行き着くところまで行き着いたようにも感じます。日経平均の予想PERは11.73倍、実績PBRは1.08倍と今年最低水準にあります。
そう「いくらなんでも売られすぎじゃない?」
という気がするのです。
日本の長期金利は0.03%近傍。株式の配当には減配リスクが存在しますが、これだけの企業が一斉に減配することは考えにくいですし、(日経平均の)株式益利回り8.53%から長期金利を差し引いた(リスクプレミアム)は、かつてない「お買い得水準」を示しています。
やはり現在の株価水準は間違っているのではないかと思います。