下げ相場をどう乗り切るか - 旅する投資家　長期投資の王道

　7連騰後の日経平均株価は500円を超える下落。日中首脳会談を通過したところで、テクニカル的に長期の移動平均線にぶつかってしまったようです。しばらく材料難となることから、再び難しい相場に逆戻りする可能性もあるとみています。

　旅する投資家は今回の短期上昇相場で、秋相場の急落で拾った銘柄を売却整理しました。いずれもなんとか損せずに売り抜けました。

　当初の狙いは長期保有だったのですが、米国市場のボラティリティが依然として高止まりしていること。景気後退局面が訪れた場合に景気敏感株はさらに下押す可能性があること。この二点を踏まえて撤退を決めました。

　とりあえずキャッシュ比率を高めることを優先です。

　今後は「下げ相場をどう乗り切るか」ということに重点を置いて投資戦略を再構築しようと考えています。

＜旅する投資家の下げ相場をどう乗り切るか＞

1.インデックス投信の積立をメインに感情に左右されない投資を続ける。

2.日本株は長期投資に見合った銘柄の選択をやり直す。

3.米国株は深追いせず、円高局面でドルを安く調達できるまでじっと待つ。