お財布革命〜キャッシュレス化を加速〜
12日の日経平均株価は小幅に反発して終えました。週初の薄商いでしたが、円安が支援材料になり、また、FA関連銘柄の好決算に相場は下支えされました。
FAに関しては、ファナック・安川電機などの主力どころに底打ち感が出始めており、中国の設備投資もいずれ回復に向かい始めるのではないでしょうか。人手不足・省力化といったテーマは、国内にも相当な需要があると考えられる分野です。
今後も推移を見守りつつ、エントリーポイントを探りたいところです。
さて、旅する投資家はこのところ加速度的に日常生活の「キャッシュレス化」を進めています。家計簿アプリのマネーフォワードを基幹としながら、銀行・証券口座や日常のお金の流れを把握。さらにもう一歩進めるために、従来の現金決済を少しづつプリペイド式決済やデビットカード決済に置き換えています。
まず、一つ目は「みずほスイカ」
そして、もう一つが今週から導入したばかりのこちら。
セブン銀行のデビット付きキャッシュカードです。
キャッシュカードにお買い物機能を付けたものがデビットカード。JCB加盟店であれば口座残高の範囲内でお買い物ができます。さらにセブンアイグループの「ナナコポイントカード」搭載でさらにお得度がアップします。
こちらはまだ2回しか利用していませんが、利用の都度、決済情報がメール送信されてくるので安心です。
いずれのサービスも銀行口座残高の範囲内で決済するため、使いすぎ防止や家計管理のコントロールがしやすいという美点があります。
政府が音頭を取り、国内では2割程度に留まるキャッシュレス化を推進するとの報道もあります。キャッシュレス化によるメリットをどこに置くかは人それぞれですが、旅する投資家の場合は決済スピードと家計管理の正確さを重要視しています。
デメリットは、電子決済によって今まで以上に個人情報の漏洩リスクが高くなることでしょうか。それでも企業側から見れば、現金以上に潜在的ニーズを掘り起こす手段になりますし、ネット社会に適応した新サービスの開発にも大きく貢献するものと考えています。