休むも相場
日経平均株価は11月に入り、堅調な円相場を背景に戻りを試す展開が続きます。米国の中間選挙を無難に通過できたことも株価にはプラス要因です。
しかし、一方で世界経済の景気減速懸念が囁かれるようになってきました。米国の景気拡大局面が10年を超えようとしていること。欧州ではイタリアの財政懸念が再び台頭。中国を始めとする新興国はドル利上げが自国通貨安を招いています。
しかし、一方で世界経済の景気減速懸念が囁かれるようになってきました。米国の景気拡大局面が10年を超えようとしていること。欧州ではイタリアの財政懸念が再び台頭。中国を始めとする新興国はドル利上げが自国通貨安を招いています。
唯一、我が国だけが政治的にも経済的にも安定しているように見えますが、来年には消費増税を控えています。
マーケット関係者の相場予測を見ると、2018年内は10月高値24448円を超えられないという意見が大勢を占めるようになってきました。主力企業の中間期決算は大方出尽くしているため、来年1月以降の第三四半期決算まで株価は動きにくい地合いになるのではないでしょうか。
今後は足元の相場をもう一度俯瞰して、投資戦略の軌道修正を図りながら「休むも相場」としたいと思います。無論、いつでも出動できるように待機資金のメンテは怠りなく、そしてインデックスファンドの積立投資を淡々続けながら、読書に勤しみたいと考えています。