三度目の正直(9984ソフトバンクグループ)
今週末のマーケットは、米長期金利の上昇を嫌気して、世界的に株価は軟調に推移しました。週明けの月曜日は日米ともに休場となり、旅する投資家はこの3日間じっくりと投資戦略を練ることに…。来週以降、年末株高へ向けて最後の押し目が来ると睨んでいます。
そうそう、10月に入りビッグニュースが飛び込んできました。
ソフトバンクとトヨタ自動車、
ソフトバンクとトヨタ自動車、
新しいモビリティサービスの構築に向けて
戦略的提携に合意し、共同出資会社を設立
トヨタとソフトバンクの強みを活かした、非常に良いビジネスモデルであると感じます。手始めに日本国内の過疎地などで実証実験を行なっていくとのことで、高齢化の進む地方経済の起爆剤になる可能性を秘めています。
同社は、年初に「ウーバーテクノロジーズ」に出資(15%)、すでに出資済みの東南アジアの「グラブ」、インドの「オラ」、そして中国の「滴滴出行」を加えて、ライドシェアの世界トップ企業に躍り出ました。今回の提携に関しても、トヨタはソフトバンクと組まざる得なかったというのが本音かもしれません。
他方、旅する投資家は、ソフトバンクとの相場相性があまりよくありません。
2度目は、2017年にスイングトレードで買い出動しましたが、うまく儲けることができずにやはり撤退。
原因は色々ありますが、同社株独特のクセのある値動き惑わされ、失敗に終わっています。さて、三度目の正直なるか!