旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

長期投資の王道は…特にやること無し!

 日経平均は一時、6月以来の23000円を回復しました。米中貿易戦争の悪材料も出尽くし感が漂い始め、買い安心感が広がりつつあります。売り方の買い戻しが一巡すれば、節目の23000円を明確に抜けてくるのではないでしょうか。


 
 さて、2016年12月にこのブログを立ち上げて以来、旅する投資家は「長期投資の王道」を邁進するべく、投資戦略の構築に力を注いできました。そして、今年に入り明らかな変化の兆しが…。

 それは、株価に振り回されるような無駄な売買が減り始めたのです。

 「超優良企業の株を割安に買い、後はひたすら持ち続ける。」

 旅する投資家の投資戦略は一言で表現するとこういうことです。しかし「言うは易し」、実戦ではなかなか困難の伴う作業でした。そこで2018年に入り投資戦略をアレンジ。自分なりの表現で策定しました。


2018年投資戦略「小さく続けて、押しを待つ」 

 そのポイントは二つ。

①(小さく続けて)
インデックス投信や端株を利用して、少額&時間分散投資を継続する。

②(押しを待つ)
ここ一番の急落場面では、大胆に大型投資を決行する。

 ①(小さく続ける)ことで、過度にマーケット(株価)の先行きを読む作業をせずに済みます。そして、①の資産変化が急落の兆しをいち早く知らせてくれるわけです。②仕上げは日頃から欲しかった銘柄を、割安(押し目)になったところで果敢に拾います。

 この流れで投資していくと、2〜3月に訪れた急落場面以外、今年はほぼやることがありません。長期投資の王道とはこの状態を極めていくことなのかな?と思い始めています。

 しかし、一方でこの投資戦略は「リーマン級」の下落相場を想定していません。そのため、今後の課題は「誰もが真っ青になる暴落相場でいかに買い向かうか」と言うことになります。

 長期投資の王道は…特にやること無し!なので、ゆっくり暴落相場対策を考えることにしましょう。