投資の種まきをしよう！

　このところのマーケット環境は、貿易戦争の世界的拡大に加え、新興国の金融危機が意識され始めています。中国株安や新興国通貨安がそれを象徴しています。

　一方で米国株は史上最高値近辺を維持。日本株もボラティリティはやや大きめですが、為替が企業の想定よりも円安方向にあるため、日経平均は大崩れしていません。

　さて、旅する投資家といえば、8月に入り、ワンタップバイによる（4755楽天）の端株買い出動のみという状況。株価指数の動きがボックス圏内にあるうちは、得意の逆張りもやりにくい日々が続いています。

　こんな時はひたすら「読書」で投資脳を磨き、「積立投資」に任せ淡々と買い付けるのが結果的にベストな選択であると考えています。

　永久保有を決め込んだ「楽天・バンガード全世界株式ファンド」に加え、年初に利益確定した後はしばらくノーポジだった「ひふみ投信」を再開しました。積立投資の良いところは、感情に左右されず買いを入れられるところ。ボックス相場では最強の戦術です。

　マーケットに方向感が出るまではもうしばらくかかりそうですが、こんな時こそ投資の種まきをしっかりやっておきたいものですね。