利上げペース加速、年4回へ(FRB)
米国株、ダウ下げ幅拡大 57ドル安、FRBが年内4回の利上げを予想
【NQNニューヨーク=横内理恵】13日午後の米株式市場ではダウ工業株30種平均が下げ幅を拡大している。午後2時10分現在、前日比57ドルあまり安い2万5263ドル前後で推移している。米連邦準備理事会(FRB)がこの日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で2会合ぶりに利上げを決めた。公表した委員の政策金利見通しは年内4回目の利上げを織り込む水準に上昇した。利上げ回数が増える見通しとなったことを嫌気した売りが出た。
※6/14日本経済新聞 https://www.nikkei.com/
先ほど発表されたFOMCの結果は、利上げペースの加速を示唆するものでした。従来は年3回と予想されていましたが、年後半の予想物価上昇率が2%に達する見通しが示され、利上げは年4回を示唆する内容に変更されました。
【NQNニューヨーク=横内理恵】13日午後の米株式市場ではダウ工業株30種平均が下げ幅を拡大している。午後2時10分現在、前日比57ドルあまり安い2万5263ドル前後で推移している。米連邦準備理事会(FRB)がこの日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で2会合ぶりに利上げを決めた。公表した委員の政策金利見通しは年内4回目の利上げを織り込む水準に上昇した。利上げ回数が増える見通しとなったことを嫌気した売りが出た。
※6/14日本経済新聞 https://www.nikkei.com/
結果を受けて、ドル円は110円後半に下落。ドル高円安が進んでいます。
米国債利回りを確認すると、
※Investing.com https://jp.investing.com/
長期の10年債利回りは3%手前で伸び悩み、中期債(2〜5年)の利回り上昇ペースが加速しています。年内の利上げ見通しは4回となったものの、来年以降は鈍化すると予想されており、この辺りが長期債利回りの上昇に歯止めをかけているようです。
この現象は「イールドカーブのフラット化」をもたらし、資金需要が長期から短期へ移っていることの現れでもあります。資金需要の短期化は景気の天井が近づいていることを示唆しており、株式市場にとってはマイナス材料です。
さて、今年、債券投資の世界に入門したばかりの旅する投資家です。
FOMCの結果を受けて、中期債の利回りにも投資妙味が出てきたな!と感じます。入手しやすい既発債券で年限の短めなものを探して、そこそこの利回りを確保する作戦はどうかなと思案中です。
さっそく今日は債券投資家として、物色に走り回ろうと思います