投資家たちの金言Ⅱ(澤上篤人)
じわりと進む円安を追い風に、日経平均は続伸しました。但し、NY市場でハイテク株のナスダックが下げたため、上げ幅は限定的です。フェイスブックや自動運転関連銘柄の急落に加え、ついにアマゾンも政府の規制対象になるのでは?との思惑から、大きく下落しました。
投資とは安く買って高く売るだけ。
儲けるものではなく儲かってしまうもの。
澤上先生によると…
「この超低金利時代におカネを右から左に動かして簡単に儲かる話はありえない。儲けよう儲けようと考える連中は、株価が急落すると我先に売って逃げていく。ならばこれと決めた企業を年に2~3回訪れる急落時に応援するつもりで買おう。」
「そうすれば、投資というものは自然と安値で買えて儲かってしまうものなのだ。」
長期投資を標榜するさわかみ投信ですが、いわゆる「バイ&ホールド」ではありません。安値で買った投資が儲かったら、ありがたく利益確定させていただくという考え方です。かつて旅する投資家が本で教えて頂いた時代から、一貫してこのことを伝えておられます。
いつかこの教えを平然と実践できる投資家になりたいですね。