旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

バリュートラップにご用心

バリュートラップは、「割安のわな」とも呼ばれ、割安株と判断して投資した銘柄がそのまま放置される現象をいいます。これは、株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)などの株価指標から割安と判断される銘柄に投資したものの、いつまで経っても割安なまま低迷したり、さらに値下がりしてしまう状況に陥ることを指します。
金融情報サイト Ifinance https://www.ifinance.ne.jp/
円相場はついに昨年来高値107円を抜き、106円台に突入しました。為替の安定が日本企業の好業績を支える命綱であっただけに、今後の株価はますます不透明感の強まる展開が予想されます。

 もしかすると予想PER12倍台の日経平均は、バリュートラップ」にはまりつつあるのではないでしょうか。好業績は峠を越え、下降に向かおうとするまさにその時、このバリュートラップは現れるのです。
 
 17年相場でみせたような上昇トレンドの一時的な「押し目」ではなく、下落トレンドの始まりと考えれば、旅する投資家の逆張り戦略もいよいよ長期戦で臨むことになりそうです。

 いまこそ18年投資戦略「小さく続けて、押しを待つ」を実践したいと思います。