旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

これ面白いアイデアだね👍(3092スタートトゥデイ)

スタートトゥデイ、「採寸スーツ」無料配布 PBで受注生産 

 衣料品通販サイト「ゾゾタウン」を手がけるスタートトゥデイは22日、プライベートブランド(PB)の戦略を発表した。採寸専用の服を無料配布し、一人ひとりに最適な洋服を生産する。「ネットで服は売れない」という定説を崩した同社が、過剰在庫に苦しむアパレル産業の常識を変えようとしている。

 PBのブランド名は「ZOZO(ゾゾ)」。同日、センサーを内蔵する「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」の無料配布の予約を日本を含む160カ国で始めた。PB商品を購入するには事前にこのスーツで採寸する必要がある。

 ゾゾスーツは昨年6月に出資したニュージーランドのスタートアップ企業の技術を活用する。体中に張り巡らされた生地の伸び具合をセンサーが検出し、1万5000カ所のサイズを瞬時に計測できるという。

 利用者はスマートフォンでサイズのデータを送り、ゾゾはそのデータに基づいてぴったりの服を生産する。前沢友作社長はツイッターで「人が服に合わせる時代から、服が人に合わせる時代へ」とコメントした。

※11/22日本経済新聞電子版より一部抜粋


 旅する投資家は「通販で洋服を買う」ということはありませんが、この「ゾゾスーツ」があるなら買ってみたい、そんな興味深いアイデアだなぁと思いました。

 通販で洋服を買う時の最大のリスクは「サイズ違い」。おそらくこれに尽きるのではないかと考えられます。その人にピッタリ合うサイズで洋服が届けば、本当の意味での「PB」と言えるのではないでしょうか。
 現物を手に取ることができないというリスクがひとつ減れば、それだけ売り上げ利益にプラスに作用する可能性が高まります。

 センサー付きのスーツでスマホにデータ転送するというあたりも、IOT技術を駆使した今どきの設計です。いまのところ初期投資が嵩み、スタートトゥデイの株価は軟調に推移していますが、顧客からは23万件の受注があるとのことで、狙い通りの成果が期待できるのではないでしょうか。

 う~ん、旅する投資家も是非、試したみたい。そんなゾゾスーツなのでした。