個別株で儲けるのは難しい

　3連休を控え、今週最後の東京市場。高寄りして、日経平均はさすがに下げるだろうと読みましたが……………最後は高値更新して引けました。なんだこれは…。

　今回の上げ相場、巷では個人投資家があまり儲かっていないと言われています。もともと個人は逆張り志向が強く、「売り」で勝負をかける投資家サンが多いと聞きます。

　旅する投資家は信用取引をやりませんので「関係ないか」と思いきや…もしやと…持株と日経平均のパフォーマンスを比較してみました。すると…

持株ではありませんが番外編として

　という感じで、個別株でインデックスを上回るのは結構大変だなぁと感じます。

　個人投資家は資金量が限られるため、個別株の方向性を誤ると「塩漬け株」が発生しやすいという弱点があります。大切な資金がパフォーマンスの悪い株に固定されてしまい…「これだけ日経平均が上がってるのに…さっぱりだな」という結末が待っているわけです。

　個別株を保有することが悪いわけではありませんが、この点を踏まえないと儲けることは困難です。

　旅する投資家はコア戦略を「投資信託積立」、サテライト戦略に「個別株」を投入しています。少額の資金で上昇相場についていくには、インデックスまたは分散の効いた投信に資金を振り向けるのが妙案であると思います。

　もちろん少しづつ資産を増やして、個別株100％でトレード三昧するのが夢ですが……ね。