旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

神風吹く日本株

 日欧米+新興国と連日快進撃を続ける世界の株式市場。近年にない熱気に包まれています。理由としては、

1.世界経済の好調と企業の好決算続出
2.金融緩和マネーが株式市場へ流れ込む
3.資源価格の安定
4.政治問題が「いまのところ」安定
5.安倍政権続投で黒田日銀路線の継続確定

などが考えられます。


 さて、東京市場が今後どうなるのか?ですが、「世界の景気敏感株」といわれる日本株に神風が吹くかもしれません。ドル円チャートをみると…
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 2017年に入り上値抵抗とされてきた「115円の壁」を打ち破りそうな雰囲気が出てきています。移動平均線が上向きとなり、明らかにドル高を示唆し始めているのです。

 ドル高円安が進行するとすれば理由はひとつしかありません。「日本のインフレ期待を為替が織り込み始めた」つまり、デフレ脱却の兆しと考えるのが妥当ではないでしょうか。

 現在の日本株は大型ハイテク株の好決算を背景とした「業績相場」の様相です。これに「ドル高円安」が加われば、決算で売られた銘柄や株価が低迷している銘柄にも「出遅れ物色」が波及して、さらに一段高となる可能性を秘めています。


 旅する投資家はすっかり「高値恐怖症」に陥り様子見気分ですが、本当に神風が吹くのか?高みの見物を決め込みたいと思います。