旅する投資家 長期投資の王道

優良株の下値を恐れず買い向かえ!

連想ゲーム(2918わらべや日洋)

 さぁ、20年ぶりの節目超えが注目される日経平均ですが、衆議院選も明日から後半戦入り。株価は好調を持続できるのでしょうか?

 さて、先日まずまずの好決算を発表した(3384セブン&アイ)ですが、絶好調のセブンイレブンがグループ全体をけん引します。10/8日本経済新聞によると…



…(前段省略)売上高にあたる営業収益は4%増の約2兆9800億円になったようだ。営業利益は従来予想(5%増の1908億円)を上回ったもよう。国内コンビニは既存店売上高が8月まで61カ月連続で前年同月を上回った。
……国内コンビニはアルバイトの賃金上昇などに伴い、加盟店から受け取る経営指導料を9月から減額。これが下期(9~2月)の収益を80億円押し下げるが、中食需要やシニア層の取り込みで吸収する。 

 <旅する投資家の連想ゲーム>

 セブンイレブンの好調×中食需要×シニア層=2918わらべや日洋
中食業界で首位。セブン‐イレブン向けが収益の柱。米飯類が主力。技術進歩でチルド製品強み)

 という連想をしてみました。

 わらべや日洋はセブン向けが8割の弁当惣菜メーカーですが、H.Pを確認すると「どら焼き」や「大福」などのチルドデザートも手掛けています。

 一昔前とは異なり、今やコンビニは老若男女問わず利用が進む業態になっています。高齢化が進む日本においては「シニア層」をいかに取り込んでいくかがポイント。幅広い中食メニューを揃える同社に商機があると考えました。

 折しも先日の決算では、チルド弁当の伸び悩みとコスト増の影響で下方修正したばかり。チャートを確認すると…6月高値から調整入りして、決算→悪材料出尽くしの流れかなぁとみています。

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 ベタな連想ゲームですが、忙しい現代社会のニーズをとらえた手堅い銘柄ではないかと思います。セブンイレブンと一連托生なのがリスクですが、まだまだ成長の余地があるのではないでしょうか。

 旅する投資家にしては、めずらしく中小型株(時価総額500億円)に着目しましたが、チャンスがあれば今週買いを仕掛けたいと思います。