相場の地合いは好転したのか？

　逆張り戦略をしっかり立てて臨んだ今週のマーケットも明日を残すのみ。

　いまのところ北朝鮮のミサイルが発射され、Ｊアラートが鳴り響いた時点が円高のピーク（＝日経平均の下値）となり、その後、相場の地合いは急速に巻き戻しへ。

　為替はドル円110円台、日経平均も１９６００円台を回復。

　う～ん「急落第二波」のタイミングを逃したようです。

　特に今日の日本株で象徴的だったのは銀行株。金利が上昇したわけでもないのに、急速に値を戻した印象。おそらくこれも下値を叩いて、買い戻しへ動いた証左なのでしょう。

　さらに海外マーケットも、欧州株や米国株の地合いは好転してきており、売られすぎの反動相場が続きそうです。しかし、明日は米雇用統計。また、９月には北朝鮮の建国記念日も控え、リスクイベントはまだ終わっていません。

　旅する投資家にとって、９月は「急落第三波」を待ちつつも、マザーズＩＰＯ挑戦が控えます。ひさびさに勝利の美酒に酔いしれたいところですねぇ。