円高材料が団体さんでやってきた!
北朝鮮のミサイル挑発にゆれた29日のマーケット。リスク回避の円高が進み、前回高値「108円12銭」の節目に近づく緊迫の展開が続きます。
ここまで判明している円高材料を洗い出すと…、
1.北朝鮮と米国の軍事対立(泥試合の様相)
2.迫る米国の債務上限問題、トランプ政権の政策迷走
3.弱含む米国のインフレ指標、利上げ鈍化の可能性
4.ユーロ高が招く欧州株式市場の本格調整、米国株式市場も調整間近?
5.日本の長雨、米国のハリケーンなど天候与件による消費、企業業績への悪影響
というあたりで、節目の「108円12銭」を超える可能性は高まっていると考えます。
為替を揺さぶられると弱含む、日本株の性質を最大限につかって、売り崩される可能性があり、明日以降の株式市場一段安を見極めながら投資戦略を練る必要があります。
<旅する投資家の投資戦略「円高対応編」>
円高とは=
1.長期保有予定のないリスク資産を徹底的に現金化(損失覚悟)
2.少額&時間分散の逆張り戦略発動
②米国株~同上
③為替~米ドル買い
3.オプション戦略
①金買い
②個別株投資
急落→買い、急落→買い、のリズムを守り安値を拾い続ける。一時的な反発場面は様子見対応。「荒れるマーケット」は10月の半期決算まで長引くことを想定する。
3.オプション「個別株投資」はじっくり銘柄選定を進め、秋の好決算が見込まれる銘柄や好配当銘柄を安値で拾いたい。
周りが怖がっているときは貪欲に
他人が貪欲になっているときは恐る恐る
ウォーレンバフェット