保有株を斬るⅥ（9020東日本旅客鉄道）

ＪＲ東日本、新幹線効果一巡でも好調

2017/8/15付

日本経済新聞　夕刊

　もう１つの柱は不動産事業だ。16年３月に東京・新宿で複合型ビル「ＪＲ新宿ミライナタワー」が開業。今期から本格的に利益貢献する見込みだ。20年春には東京・竹芝でもオフィスやホテルの入る複合施設を開業するほか、品川でも5000億円規模を投じて複合ビル７棟を24年から順次稼働させる。

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　6月に中期保有目的で購入した（9020JR東日本）です。その後、株価は軟調地合いとなり「華麗なる高値掴み」となってしまいましたが…（苦笑）。

　記事にあるように、駅ナカ、オフィス賃貸、ホテル等の不動産事業に期待をしています。首都圏の旺盛なビジネス、観光需要に加え、2020年には東京オリンピックが控えます。

　さらに、訪日外国人は高水準で増加しており、同社の持つ不動産価値は、将来にわたり収益を生み続ける「金のたまご」であると考えています。まだまだ、その真価を発揮させているとは言い難い不動産事業だけに、同社の隠れた成長ドライバーとして飛躍を見守りたいと思います。