いよいよ大詰め!カギを握る雇用統計
7月から保ち合い膠着相場を続ける「日経平均」ですが、チャートはいよいよ煮詰まり、来週にもブレイクしそうな雰囲気です。
カギを握るのは、今晩の米・雇用統計。これが発火点になるのでしょうか?
来週の日経平均<上振れベストシナリオ>、<下振れワーストシナリオ>を想定した投資戦略を立ててみました。
1.上振れベストシナリオ
①雇用統計がほどよく強い結果になる。米国の雇用の底堅さと賃金の安定的な上昇が確認できれば、インフレ期待を高めることに。長期債利回り上昇。欧州株式市場も好感。
②債券価格下落。NY市場は3指数底堅く推移。為替109円台から反転してドル高へ。
③来週の日経平均は保ち合い上振れ。大型バリュー株主体に上げ相場始まる。
<ベストシナリオの投資戦略>
全リスク資産を継続保有。上値ブレイクの銘柄があれば、短期投資に参戦する。
2.下振れワーストシナリオ
①雇用統計が弱含む。インフレ期待がさらにしぼむ。債券価格再び上昇。
②NY市場は悪材料視。調整気味のハイテク株が下げ足を速めることに。為替は108円台へ突入。
③来週の日経平均は保ち合い下振れへ。ハイテク・中小型の急落。好業績銘柄も一緒くたに売られる展開へ。
<ワーストシナリオの投資戦略>
さぁ注目の米・雇用統計は21:30発表です!